絵本・漫画 子ども 絵本 2024.08.13 そうです。すべての生き物たちは、短い夏をそれぞれに楽しんでいるのです。 アリとかげろう 【第1回】 日比 優彦 | ポンヌフ 関 一人ひとり、それぞれの運命と幸せがある この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 夏の間もせっせと冬支度をするアリ。たった一日だけの夏を精一杯生きるかげろう。全く違う生き方の虫たちが出会い、私たちに伝える”本当に大切なこと”とは――。※本記事は、日比優彦氏、ポンヌフ関氏の書籍『アリとかげろう』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 第一章
エッセイ 『一人十色』 【第5回】 イドゥルギ ヒロ,イドゥルギ ヒロ 「お父さん、大丈夫だと思うけど、ある程度の覚悟はしておきなさい」――震災後2週間たっても親の迎えがない息子に、先生は現実を… 【前回記事を読む】やっとの思いで到着した家は一階が津波の被害で泥や大木で覆われている。息子はそこには居なかった三日後に中学校に行ってみると、水はまだ周囲を覆っているが、比較的校舎には入りやすくなっている。職員室前の掲示板の前で数日振りに息子と出会えた。息子は何でもない様子だったが、私の方は号泣してしまった。最後に人前で号泣したのは何年前だろう。学校側も最後の避難生徒が親に迎えに来てもらって安堵し…
小説 『氷のトンネル[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 夕凪 丹麗 義父母の家の改築費用2千万円、うち1千万円を夫と私の貯蓄から出し工事開始。お昼には大工さんにみそ汁を出すのが日課に 【前回の記事を読む】義父母の食費一カ月2万円。食費を渡され、三食作らされ、作ったものに文句を言われ…料理教室だけがたまの息抜きに二年が過ぎた頃、家の改築の話になった。義父母が家を改築するのは一向にかまわないが、恭一は別のところに家を建てることをちゃんと貫一に伝えてあるのだろうか。結婚して間もない頃、恭一と二人でⅯ市に土地を見に行った。あれは夢だったのか。やっと今の生活から解放されると思っていたの…