肉体は、十代後半には、その成長を止める。知能も頭打ちになる。生きているだけで能力差が出てくる。

そして一部の人間は、才能を開花させ、とんとん拍子で社会の階段を上っている。社会の階段、それは金銭的な成功や社会的地位の向上かもしれない。

世間一般的には、結婚し、家族を持ち、持ち家を建てることかもしれない。

普通に生きていれば、一段でもその階段を上へ登りたくなるだろう。

しかし、あなたはいま、自分がその階段を上れていない。足踏みしている。あるいは既に階段から転落してしまった自覚があるのではないだろうか?

「せめて、これ以上悪くはなりたくない」

「頭が良い人間に生まれたかったなあ」

「良い生活がしたかった」

と思うが、それも運である。いま「普通の生活」を手に入れている彼ら彼女らは、たまたま運が良かっただけなのだ。現代では、普通の生活を手に入られるかどうか、これですら運によって大きく左右される。

「ただ運が良かっただけ?」

このテーマについては、私の別の著作『親ガチャ』『嫌われない勇気』『ホンネのリスクヘッジ術』で解説している。そんな世間への対応方法も書かれているので、興味があればぜひ読んで欲しい。