1月22日 ㊎ 真冬なのに珍しく雨降り~31日 ㊐ 【1歳6か月】
けいたが少し荒れ気味。夕食の中華サラダをまき散らし、再びうつわに戻してからまき散らし、ビールのコップを倒して割り、ほかのコップにスプーンをつっこみ、ホタテのハカマをなげた。ごはんには手を付けず、席に着かずさわぎまわった。ケガしないように、そのままやりたいようにさせる。
我が家で8ミリビデオ映写会、けいたがうごきまわる自分の姿をはじめて見た。声も出ず身動きもせず、母の手をしっかり握ったまま。
2月1日~6日
同じ絵本を1日になん回も読んでとせがむ。興味は“12の月たち”から“晴れときどきぶた”にかわる。
午後5時50分玄関で「ぱぱ!」と呼ぶ。6時50分「ぱっぱー!」と2回さけぶ。
母がトイレ中、ペーパーを引き出しておしりをふいてくれた。母「ありがためいわくね」。
一方、お風呂では母の背中に3回お湯をかけた。母「うれしい!」。
2月13日~19日
15日・月、最低気温はマイナス26・9度。富良野の小学校ではマイナス25度以下では授業開始1時間遅れになり、マイナス30度以下の場合は休校となる。
極寒の中、父を見送り後、母とスキー場へ散歩。40分間朝日を浴びて雪あそびを楽しむが、寒くなったので、母「帰ろうよ」。無理に連れて帰ると、20分間玄関で泣き続けた。
2月20日最低気温:マイナス19度~26日
産み月の近い母が、けいたを風呂に入れた。渓太がせっけんで滑って頭から湯船の中に落ちた。母はとっさに足をつかんだが、頭はすっぽり浴槽の中へ。浴用剤入りのお湯をたっぷり飲んでしまった。父は隣のトイレで“バタン”の音を聞いたが、一瞬の静寂の後、激しく咳き込む泣き声と母のあわて声に、出るものも取り敢えず隣の風呂へ。
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