第一章 やまとの国の自然の姿や様々な風物
第5節
紅葉のにしき三室の山、竜田川、手向山など景勝の地を背景にして、紅葉の風景を様々に歌います。
1-5-1
【訳】
山川に風が掛けた柵(しがらみ)と見えたものは流れをせき止められた紅葉だったのだ
【歌人略歴】
春道列樹(はるみちのつらき) 生年不詳-920年。平安時代前期の歌人。文章生、大宰大典を経て、壱岐守に任ぜられたが、赴任前に没した。勅撰歌人として、『古今和歌集』に3首、『後撰和歌集』に2首入集している。
紅葉のにしき三室の山、竜田川、手向山など景勝の地を背景にして、紅葉の風景を様々に歌います。
【訳】
山川に風が掛けた柵(しがらみ)と見えたものは流れをせき止められた紅葉だったのだ
【歌人略歴】
春道列樹(はるみちのつらき) 生年不詳-920年。平安時代前期の歌人。文章生、大宰大典を経て、壱岐守に任ぜられたが、赴任前に没した。勅撰歌人として、『古今和歌集』に3首、『後撰和歌集』に2首入集している。