三木ヶ原はこの日はジャージー牛の放牧は広い場所では見られず、端っこのほうに4頭ばかりいました。少しどんよりしていて、時折遠雷の音もしていました。

さて、と、塩釜の冷泉を目指しました。蒜山三座のうち1122mの中蒜山のふもとに湧き出す、旭川の源流でもあり、「名水100選」に選ばれた泉です。塩釜ロッジの横の駐車場に車をとめました。

駐車場には「登山などで長期間駐車される人はロッジまでお知らせください」という看板が。ここは中蒜山の登山口に当たります。我が家も子供が全員小学生のころこの中蒜山へ登頂したことがありました。

徒歩で冷泉へ。すると、「取水禁止」の看板が3カ所くらい。くんで帰る人のマナーが悪かったらしいのです。しばらく歩くと、森の中に柵で囲まれた小さな池に到着。

何カ所か水の湧き出ているのが見て取れました。季節を問わず毎秒300リットルという湧出量だそうで、川になって出て行くところに降りて水を触ってみると、10℃ということで、本当に気持ちいい、というよりしびれてくるような冷たさでした。

降りたところの茶店でジャージー牛乳のソフトクリーム、と思ったら冷泉の水で作ったというところてん220円もあったのでそちらに。凍ったブルーベリーとミニトマト入りでカラフル。木陰の席で食べるとこの日の暑さを忘れるようないい感じでした。

取水禁止の立て札があったのに、ここやロッジには空の2リットル入りペットボトルが販売されていて、ポリタンクの取水は禁止でも、茶店やロッジに引き込んでいる水をくんで帰るのはOKらしいです。

駐車場への帰りの道端に産直野菜が並んでいたので、巨大なシシトウ1袋100円、ミョウガ200円、新ショウガ250円、モロヘイヤ100円で購入。

【前回の記事を読む】深山公園で風と遊び、津山城下町で歴史と出会う。新たな気持ちを運ぶ穏やかな一日

 

【イチオシ記事】「リンパへの転移が見つかりました」手術後三カ月で再発。五年生存率は十パーセント。涙を抑えることができなかった…

【注目記事】店が潰れるという噂に足を運ぶと「抱いて」と柔らかい体が絡んできて…