歴史・地理 仏像 寺 京都 2024.11.24 【京都仏像巡り】神護寺の国宝…どこかを睨むような怖い顔。「こんな威圧する薬師如来は見たことがない。」 古寺を訪ねて 【第8回】 菅原 信夫 仏像と語ろう、 彼らは想像以上に面白い この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 奈良、京都、高野山、鎌倉……全国各地を巡った著者が誘う、奥深い寺社と仏像の世界。仏像の歴史を巡ることは、日本の歴史を巡ることである――。※本記事は、菅原 信夫氏の書籍『古寺を訪ねて』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 京都Ⅰ編 写真を拡大
エッセイ 『プリン騒動[人気連載ピックアップ]』 【新連載】 風間 恵子 「そんなプリンなんか作ってないで、早くメシのしたくしろ!」台所で一挙手一投足に怒り狂う義父。言葉の暴力が鉛となって心臓を突き抜けた。 ある晩のことだった。三人で、夕食のしたくをしていた。この三人と言うのは、舅(しゅうと)・姑(しゅうとめ)・嫁すなわち、私の事である。台所は女の神聖な場所と考えられているのではないか。しかし、この家では、舅が当たり前のように立つことが多い。自分が調理したものは自慢をするが、人の作った料理は決して、美味しいとは言わない。逆に貶す事に喜びを感じるタイプである。野菜の切り方から、味つけまでを一つ一つ指摘…
小説 『普通の男、浩狙われる!』 【第10回】 上山 照 「リュックに小さい穴が空いていますよ。お気を付けください」一体何の穴だろう? 見ると何か転がり落ちてきた…ピストルの弾だ! 中央通りを通って日本橋を過ぎ、日本橋四井タワーの角を曲がり、グリーングラスホテルの車寄せに着くと直ぐドアマンが寄って来て、タクシーのドアを開けてくれた。こじんまりしたホールへ入ると、ボーイが、「田賀様でいらっしゃいますか?」と聞いてきたので、「そうです」と答えた。「お荷物をお持ち致します」と言って、背負っていたリュックを示したので、下ろして手渡し、身軽になったことで少しホッとした。そのままそばの…