序章
まだこの世の三次元が不安定であった、とある昔、この世と神仏が住む世界に起こった物語である。
この物語はファンタジーではなく、我々が”光の存在”と呼ぶ神仏から直接伝えられた、天部の戦いを伝える小説である。
この小説は、今、我々が生きている世界を正しい方向に導くために、陰から支え、人々を救おうと願った天界の神仏と、それらの神仏とともに活躍した英雄たちの苦悩と活躍を描いた”物語”である。
この世の光と闇がまだ明確に定まっていない、とある時代、次元や時の流れがゆらぎ、神仏と人々が重なり合っていた。その時代は、神仏がたびたび人界に現れ人々を導いていた。
それらの高次元の”光の存在”である神仏たちとこの世を救おうとした英雄たちが織りなす行動が、世界でも類を見ない日本独自の文化を育んできた。これがこの日本という国の真の姿である。我々が知る史実のある部分は、時の権力者などにより都合のよいように書き換えられた幻影とも言える。
我々が生きている世界を正しい方向に導くために、神仏とともに活躍した英雄たちの苦悩と活躍を描いた、この”真実の物語”を知ることで、我々は、今の世界の矛盾に気づき、人としてどう生きるべきかに気づき、そして、我々の世界の正しい未来のビジョンを獲得することができるであろう。
[注] “光の存在”とは、我々が、抽象的な意味でよく使う神仏に当たるが、実は、その存在は”高次元の知的エネルギー生命体”を意味する。