たべものは好きなものを自分で自由に食べたがる。ハシはもとよりスプーンもまだ使えない。空腹にせっつかれるように、手づかみで勢いよく食べる。顔中に食いものをくっつけて食うさまは、まるで餓鬼の命を見るようだ。

知人とその息子ふたりが我が家に遊びにきた。ことばはなく、遊びのルールもないが、互いを意識して幼児3人でそれなりにたのしんでいる光景はふしぎななごみの空間。

洗濯はさみでつまずいてころんで泣き、立ったところを再び椅子につまずいてつんのめって全身で大泣きしている。その迫力に、ほんとに泣くってこう言うことか、と実感する。

“いたいの、いたいの、とんでけー”。

10月1日 (木)~6日

保育園の“こぶしっこ祭り”で、けいたは列を無視して一番前でお菓子をもらい、勝手知ったる園の中をあっちウロウロ、こっちウロウロ。おまけに空き缶で作ったゲタをはいて、あごを打って歯から血を流して大泣き。そうして、園をひとさわがせしてから帰宅。

午後は自宅菜園の穴掘り、スコップで15分ほど悪戦苦闘の末、両手で2メートルほど引きずってきて終了。全身泥まみれ、顔は鼻水でぐしゃぐしゃだけど目は晴れやか。

前夜から熱っぽくなり、午前4時半、泣いて目を覚ます。病院で診察後、39・7度の高熱に、夜は数分ごとに身体がびくついて泣いて起きる。苦しそうでねむれない様子に親も切ないが、数日で回復。

 

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