詩
四季折々、わたしのカケラ
しあわせないろ
あったかぽかぽか まふゆのだんぼう
からだのまんなかから ほぐされて
だんぼうからながれる あたたかいくうき に
いろをつけるなら おれんじいろ
こごえたてあしを こころを
いろいろなほうほうで すべてのほうこうから
あたためてあたためて とかしてゆく
だんぼうが きのうきりそろえたばかりの
おもはゆい まえがみを ゆらしてなびかせる
そのまえがみにふりそそぐ へやのひかりは
やっぱり おれんじいろ
こたつのつくえの まんなかにおかれた
つやつやした みかん
みんなのえがおを つれてくる みかん
を たべすぎた わたしのりょうては
きれいな おれんじいろ