そこで、結婚するには生物学的に、「人間であること」を理解することが大事です。そう、「人間には男と女がいること」、そして、「男と女では生物学的な機能が違うこと」を理解しましょう。

この根本的なことが、恋愛中と結婚してから、特に妊娠してからでは、男女間で理解しづらいのです。

恋愛中は行動制限がないのでお互いに平等ですが、結婚すると「制約ができる」時があります。

制約パターン1=妻が会社を辞めて、子作りの準備を始める。この場合、どんなに子供が好きな女性でも、せっかく入った会社を辞めたことを100%喜んでいる人はほぼいないと思いますが、夫はそれを当たり前だと思っているケースが多いものです。

夫は夫婦の未来のために、妻が好きな会社を辞めてくれたことに「感謝」することが大事です。

制約パターン2=妻が妊娠して、出産の準備が始まる。この場合、初めての出産の場合は尚さらですが、妻は毎日不安との戦いが始まります。しかし、夫はその不安との戦いを助ける方法を知りません。夫は夫婦の未来のために、妻が毎日不安と戦っていることに「感謝」することが大事です。

制約パターン3=妻がセックスをしたくなくなる。妻は妊娠中は勿論、出産後しばらくはセックスをしたくなくなりますが、夫にはなぜ急にセックスしたくないかが分かりません。妻は妊娠してからどんどんお腹の子供に対する意識が強くなり、出産後はさらに強くなります。

この場合、妻は子育てが一番大変な時期ではありますが、夫の性欲に対し、何らかの対応を取ることが大事です。何の対応も取らないと、夫婦の未来は悪化する可能性が高いです。

セックスレス夫婦になる原因と解決方法は、制約パターン3の対応次第になります。具体的なアドバイスは難しいのですが、セックスができなくとも可能な範囲で射精を手伝ってあげると、感謝されると思います。

『ひろいウィメンズクリニック:Q:男性の禁欲の期間は長ければ長いほど精液の状態はよくなるのでしょうか?』によれば、次のようになります。

“精液中の精子は精巣で作られます。1回放出されると元の数に戻るまで3︲4日程度かかると言われています。そのため、男性には排卵前や精液検査前には4日くらいの禁欲期間をもうけてもらいます。”

要するに、4日後には放出したくなるのが、成人男性の生理現象なのです。また、子供を作るためには精子のリフレッシュは大事なことです。

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