第3章 パパの心と行動をプラスにする33のプチ工夫

子供との関わり方の構成

④「習い事」はやめ時を決めてスタートする

我が家では、習い事スタート時の最低の目標を達成したらいつでも辞められる、又は年末など区切りの良い所で辞めることをルールにしています。習い事を辞めることは、悪いことではありません。目的、やめ時を夫婦で合意しておくと、気持ちよく卒業出来ます。

⑤他人に頼ることは恥ではない

パパママに夫婦円満の秘訣を聞くと、回答の上位に「一人時間の確保」があります。様々なアンケート結果を見ても、自分時間の確保は、親のエネルギーレベルを高めるためにも非常に重要です。

しかし、大人だけの時間の確保はなかなか難しいのが現状ではないでしょうか。その中の一つに、子供を自分のご両親以外に預けることに抵抗があるパパママが少なからずいるようです。

根底となっている考え方は、親が子供を他人に預けるのはけしからんという、暗黙の親に対するプレッシャー。コロナによる他人との接触の機会の激減は、預けるハードルを高めているように感じます。

他の国を見てみましょう。例えばインド。インド人は複数の大人で子育てする意識が高い国として知られています。子供を他人に見てもらうのが、迷惑とは思っていないそうです。この話を聞いた時、衝撃を受けました。これまで、子供を親以外に預けることに抵抗を持っていましたが、考えは一変しました。

そうか、子供の面倒を他人に頼ってもいいんだな。

そこからは水を得た魚のように多くのサービスを利用しました。ベビーシッター、託児所、ファミサポ、友人宅。結果、我が家は、これまで300回以上、両親以外に子供の面倒を見てもらう選択をしました。