子供を預けている間、我々夫婦がやったことは、テニス、映画、ミュージカル鑑賞、マンガ喫茶、マッサージ、睡眠、読書、食事、デート。親だけの時間でリフレッシュ。そこで改めて感じたことは、子供と向き合う上で大切なことは、子供の世話をする時間の長さではなく、子供と共有している笑顔時間の長さ。

子供を預ける時は、お金がかかりますが、会社や自治体によっては託児補助があります。我が家は、あらゆる制度を調べ、利用できるサービスを使ってきました。10年前に比べサービスが充実している印象があります。今一度自分が使える補助サービスを調べて、お得に自分時間を確保しましょう。

コミュニケーション

親子の基本スタンスを理解した上で、子供との関わり方について、ヒントをお伝えします。具体的には次の4つです。

1 子育ての土台となる承認についての考え方と具体的な方法

2 日常の会話とスキンシップ

3 怒った時の対処法

4 問題が発生した時の対応

1、2は日常のコミュニケーションの土台となる行動をまとめました。3、4については、親として心が乱れがちなシーンへの対処法をまとめました。

子育ては常に想定外の連続です。親として、適切に対応するためには、前提として、日常のコミュニケーションのベースを整える必要があります。

このベースが出来ていれば、有事の際、効果的な対応が取れる可能性が高まります。子育ての肝として、是非参考にして下さい。

①褒める、叱るの前に大切なこと。「承認」しよう

二人の上司を想像して下さい。

A:自分のことに興味を示さず、出世のための駒としてしか見ていない上司。

B:いつも自分のことを一人の人間として気にかけ、承認してくれる上司。

ここで言う承認とは、事実を事実として認めることです。小さな変化や行動したことを言葉で伝えてくれることが職場における承認の代表例です。