このような二人の上司から、褒められたり、叱られたりした場合、あなたはどのように受け取るでしょうか。
上司Aから褒められた場合、「どうせ、自分の出世のポイントアップとしか考えていないだろ」と受け取りそうです。仮にミスして激しく叱られた場合は「パワハラされた。もうすぐ左遷されるかな。終わったな」と思うかもしれません。
一方で、上司Bから褒められた場合、「いつも自分を見てくれる上司から褒められると、とっても嬉しい」と素直に受け取れそうです。逆にミスして激しく叱られても「今回のミスは自分の責任。Bさんの期待に応えるために、心を入れ替えて仕事するぞ」と前向きに受け取れそうです。
つまり、
承認の有無が、褒める、叱るの相手の受け取り方を大きく左右する
と、言えます。
これは、子育てにおいても同じことが言えます。小学校高学年くらいになると、
親にとって都合の良い発言か、自分のためを思った発言か
を感じるようになります。
受け取り方の違いは、日頃承認されていると子供が感じているかどうかです。職場と同様、褒める、叱るが機能するかは、日常の承認のシャワーを子供が浴びているかどうかで決まります。
皆さんは自分の子供を承認していますか。自信を持ってイエスが言えないパパは、次のページで説明する3つの承認を試してみましょう。
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