手話通訳業務についての困りごと・悩みごとについて

・週に2回、2時間のみの情報保障は平等とはいえない。職員の職場定着指導等への同行もできず、十分な予算がない。障害者差別解消法ができても、運用が十分にされなければ意味がないと感じる。

・ハローワークの場合、週に2回午後のみの勤務なので聴覚障害者が自分の都合が合わないとなかなか来られない。いつ、聴覚障害者が来ても対応できるよう、もっと勤務を増やしたらいいのではないか。また職場訪問などに設置された手話協力員が勤務の時間内で行けたら良いと思う。

・県内すべてのハローワークに手話協力員が必要。中心都市については手話協力員が複数必要。

・手話協力員の業務範囲が設置場所によってまちまち。

・手話協力員としての勤務が、月に4回で曜日と時間が限定されている。聴覚障害者が、いつでも就労相談ができる環境が必要。

・手話協力員として業務の範囲を広げてほしい。定着指導等を週に1回ではなく複数回に増やしていただきたい。いつでも聴覚障害者が来られるようにしてほしい。

・聴覚障害者の来所数が減少してきているのは、手話協力員のいる時間帯に来なくても筆談などで足りているのかもしれない。

・勤務時間をもっと長くして、ハローワーク外の面接などに、同行できるようにしてほしい。

・ハローワークに来る聴覚障害者が少ない。気軽に来てほしい。

・ハローワークでの手話通訳業務において聴覚障害者が来所していない時は、非常に苦痛である。

・ハローワークに常勤の手話協力員がいることが望ましいと思います。また職場定着などのために外勤することができるよう、複数の手話通訳者の設置、または職員の中に手話のできる人がいたら良いと思います。手話協力員としての業務ガイドラインが必要。学習会なども必要だと思います。

【前回の記事を読む】【コンテスト大賞特集】現在のような非正規雇用では若い人材や男性の雇用が難しく後継者がいない手話通訳者

次回更新は6月25日(火)、10時の予定です。

 

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