この凶方位は、本来は6種類ありますが、中でも万人にとって凶意が強い三大凶方位をご紹介します。①五黄殺(ごおうさつ)、②暗剣殺 (あんけんさつ)、③歳破(さいは)です。
①五黄殺は自滅、腐敗を意味する方位で、自分自身が原因で起こる問題です。人間関係の揉め事、暴力、犯罪、裁判などに関連するトラブルが起きやすくなります。
②暗剣殺は五黄殺の反対に当たる方位で、自分以外のことが原因となって起こる問題です。文字通り暗闇から突然剣が突き出てくるような予測できない災いに見舞われる可能性が高くなります。
③歳破はその年の干支である十二支がいる方位の反対に当たる方位を指します。約束が破られる、縁談が破断になる、ものが破壊される、当てが外れるなどのマイナスを受けることがあります。
最近は携帯のアプリを使って、誰でも簡単に方位を確認することができるようになりました。ただし活用する場面によって使う方位の設定が違ってきますので、正しく設定する必要があります。
先ほど風水と家相の違いをお話ししましたが、北や方位盤には2種類あります。引っ越しなど移動の際に採用するのは、家相鑑定の際と同じ真北と30度・60度の方位盤です。
以下は、誰にとっても凶となる方位で、引っ越しの際に避けるべき方位となります。地図上で自宅を中心に設定して、八方位を割り出してみて下さい。
【前回の記事を読む】風水師でなくても簡単にできる「運気が上がる住まいの4つのポイント」とは