倉敷市内篇

鶴形山~阿智神社~美観地区散歩  2008年6月22日(日)

本町に出ると、観光客が大勢歩いています。そこからはアイビースクエアの塀の外側を歩き、お団子屋さんやお煎餅屋さん、蒲鉾屋さんなどの前を通り(それぞれ買って食べながら歩く人も)、川沿いを歩くと観光客の会話も耳に入ってきて、倉敷に長く暮らしている私は「それはこうなんですよ」とつい教えてあげたくなる衝動に駆られたりします。

考古館方面へ出て、蔵の中を改装してできた豆菓子屋さんに入ってみました。豆ってこんなに種類があったの?と思うくらいに多種類の豆。そら豆を炒ったような昔ながらのものやら甘納豆のようなもの、ピリ辛のものなど加工も色々、ずらりと試食用の小皿も並んでいて楽しい。

中橋のたもとの川に降りる石段、雨模様の予想が出ていたせいか、好評の観光川舟の運行はこの日はなく、高札のような看板も、舟もありませんでした。そういえば客待ちの人力車もこのあたりにいつもはいるのに、この日は見かけず。

中橋の上にはボランティアガイドを中心にした10人ぐらいのグループがなにやらガイドの説明を聞いていました。知らない町へ行くときはやっぱりガイドさんについて歩くと数段理解が深まると思います。

柳の下にはどじょう、ではなく1段下の部分に立ってアクセサリー屋さんが雨が降りそうな天候にもかかわらずいつものように店開きしていました。夫いわく、「場所代は要るのかねえ」?(無許可営業を40年ほども続けていたそうですがこの時点からさらに12年たった2020年2月、排除されました)

また、高梁川からの暗渠(あんきょ)の水が出てくる、倉敷川の端っこのところには2羽の白鳥が。寄り添って格好のいい写真はなかなか撮らせてくれません。

そしてその脇の倉敷国際ホテルが経営するレストラン「亀遊亭(きゆうてい)」の前のところに、最近できたのか、石碑があるのをこの前見つけました。何でも、1911年9月、倉敷教会がここに最初の会堂を建てた、とあり、竹中幼稚園発祥の地だそうです。

倉敷では歴史ある竹中幼稚園、夫もそこの卒園生なので、へえーっと驚いて見ました。犬も歩けば棒にあたる、というのはこんなことを言うのでしょうか。歩くと色々な発見があるものです。

倉敷駅前の居酒屋「とん平」にて    2008年7月4日(金)珍しく夫が夜の外食に行こうというので、どうせなら主婦の立場としてはなかなか行けない、しかも夫の同級生の経営する居酒屋さん「とん平」を思いつきました。

私の運転で近くまで行ってコインパーキングへ駐車し、そこから歩きました。駅前の路地裏。数年前に火事があり、ごく近所のところまで焼けたのに、幸いすぐ前の鉄筋の建物が防火壁になったようで、類焼を免れました。