【前回の記事を読む】アウトプットで成長、結果に繋げる。意識するべき2つの法則!
第3章 パパの心と行動をプラスにする33のプチ工夫
やるき:アウトプット前提でインプットすることの大切さを理解しました。さっそく日常の中の具体的な対処法を知りたいです。ちなみに、さくっと解決するでしょうか。
ゆーき:とても良い質問です。すぐに解決出来るものもあれば、すぐには解決が難しいものもあるかもしれません。パパママ達とお話をしていると、意識して行動していたら、忘れた頃に、解決していたというケースも多々あります。
やるき:なるほど。人によって違いがありそうですね。
ゆーき:まさにそうなんです。今からお伝えする方法は、「正解」ではなく、一つの選択肢として捉えて頂くと良いかもしれません。では、一つずつ一緒に考えていきましょう。
ママとの関わり方の構成
ここから先は、家族全員で成長する上で、ベースとして必要な考え方や行動例です。更に親として心が乱れそうなピンチの時の行動のヒントをまとめています。これらは、15年の日記から、重要かつ緊急(一部を除く)であろうと考えたものであり、本書の肝の部分です。
構成としては次の3つです。
①ママとの関わり方(基本スタンス、コミュニケーション、セルフトーク)
②子供との関わり方(基本スタンス、コミュニケーション)
③地域活動との関わり方(関わり方、行動量)
地域活動は人間の幸福度及び、子育ての環境を整える上で非常に重要と考え、項目に入れました。これらはすぐにでも行動に移せる内容です。中には既に知っているものもあるかもしれません。その場合は、日常生活で実行出来ているかどうか再確認して下さい。知らなかったものは、是非トライしてみましょう。
ママとの関わり方15のプチ工夫
ゆーき:では、ここから具体的な対処法として、ママとの向き合い方についてお伝えしますね。
やるき:ありがとうございます。ママとの関係が一番難しいですので、楽しみです。
ゆーき:確かに難しいですよね。ここでは、ママとコミュニケーションする際、まず基本的なスタンス、前提をお伝えします。その後、具体的なコミュニケーション方法、最後にセルフトークをまとめています。一緒に見ていきましょう。
◉基本スタンス
本書では、ママとの関係性を良好に保つために必要な要素を3つあげました。基本スタンス、コミュニケーション、セルフトークです。ここでは、ママとの関わりの中で、パパ視点で押さえておきたい基本スタンスを2つあげています。
1夫婦間での行動(変化と調整)
2態度(関心と前向き)
これまで多くのパパママと対話をしてきた中で、上手くいっている夫婦と、そうでない夫婦を沢山見てきました。夫婦の関係性は多様ですので、正解はありませんが、結婚生活19年の経験を踏まえ良好な夫妻関係を築く大切なポイントを4つ提示しています。このスタンスをもとに、具体的な行動としてのコミュニケーション、セルフトークをお伝えします。