【前回の記事を読む】まるで寓話…成功した案件では次々に出てくるのに、失敗した案件では一人も出てこない関係者の不思議

地球最後の日の法則

その日を共に過ごしたい人がいちばん大事な人なのに、
実は普段ないがしろにしている。

地球最後の日法則 解説

今日をどう過ごそうかと決めるとき、私たちは無意識に将来があるものと信じている。だから、何の疑問もなく明日や来週、来月に会う約束をしているが、もし、今日が地球最後の日なら、明日や来週、来月に会う約束をした人たちと今日会おうとするだろうかと考えた。

答えは「NO」だった。

将来の仕事や生活のために会う約束をしたが、今日が最後の日なら、「この人にだけはちゃんとお礼を言いに行かないと」という人と、「最後のときは共に迎えよう」という家族の顔が目に浮かんだ。

幸い、その日は地球最後の日にはならなかったけど、月に一度は、そういう人たちを大事にする日を設けようかと思った。

失敗の法則

失敗のあと、再び失敗することを恐れて挑戦しなくなることが最大の失敗。

失敗の法則 解説

メジャーリーグの大谷翔平選手の打率が2割5分だとすると、100回打席に立ち、うち75回はヒットを打てなかったことになる。もし、大谷選手が一度の凡打にショックを受け、再び凡打に終わることを恐れて打席に立たなければ、あの活躍を見ることはできなかった。成功したければ打席に立たなければならないし、失敗を続けるなかに成功がたまに現れると思うべきなんだろう。