俳句・短歌 歌集 自然 2022.10.04 歌集「緑葉の里」より三首 歌集 緑葉の里 【第2回】 上條 草雨 大いなる自然と文明遺産に抱かれて この地球(ほし)に住まう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 藍あい色いろのパンジーの花地を這はって大いなる愛あい映し咲いてる 庭てい園えんに桜の開花美びを極め運命を変え咲いている花はな 美しく囀りながら不如帰ほととぎす歓喜の朝を窓辺まどべに告げて
エッセイ 『ねぇ!ばあば』 【第4回】 akiko,akiko 夫に騙された!! 結婚してからどこかに働きに出ればいいと言っていた夫は強度なマザコンだった?! 短大を卒業してからは何故か体調のすぐれない日が多く、病院へ行っても原因が分からずに悶々とした日々が続いていた。中2から7年間、毎日過酷なバレーボールの練習をしていた身体が、いきなり何も運動をしなくなったからだろうか。それは卒業後幼稚園に勤務していた時で、情けないが1年で退職をした。精神的にも弱い自分が情けなかった。今、思い出してもその頃の自分に「喝!」を入れたい!!正直、一般企業に就職をしたいの…
小説 『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』 【第6回】 松谷 美善 母さんが死んだ。葬式はできず、骨壺に入れられて戻ってきた母。父からは「かかったお金はお前が働いて返せ」と請求書を渡され… 【前回の記事を読む】もう、手の施しようがないと言われた母。離婚した父を頼ったが、面倒臭そうな反応をされ…。そしてたった四日で母さんは死んだ葬式は出せなかった。直葬を行い、母さんは骨壺に入れられて戻ってきた。母さんの兄弟は誰も来てくれなかった。父さんは、火葬場までは来てくれたけど、俺に言い放った。「かかった金は、お前が働いて返せ。今日から一人で生きていけ。もう一切、俺に頼るな」そう言うと、俺の手に…