海辺のレクイエム
―愛する人にとって、自分は一体何者なのだろうか―
源 久
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2023年9月29日
価格1,200円+税
幻冬舎ルネッサンス コンテスト大賞受賞作品!
主人公の祐介は、かつて思いを寄せた美沙が、結婚後も旧姓のままであることを気に掛けていた。
祐介は、美沙に結婚を断られた後も歪んだ思慕をずっと心に育んできたのだった。
登場人物たちは「愛する人にとって、自分は一体何者なのだろうか」と、自問自答する。
昭和の終わりから平成にかけての時代を背景に、恋愛の持つエゴイズムを描いた珠玉の作品。