私は、昔どおりの慣習でいえば数えで古稀を迎えた年に、母紀美子を見送ることになった。衰えゆく記憶力を感じ、頼りない我が記憶を忘れないうちに書き留めたいと思い、本の出版を思い立ち、身の程知らずと知りながら、幻冬舎ルネッサンス新社編集部の門を叩いた。応対に出ていただいたのは、山名克弥社長。身が震えたが、「おふくろのことを本として残したい」という素直な気持ちを伝えると、「奥井さん、お母さんの一人暮らしの…
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