【前回記事を読む】菊池一族の末裔・片山忠光・忠正親子が肥後から三河へ――吉良家から松平家へと仕えた南北朝から戦国の動乱を辿る七代片山忠正は、しばしば主君信忠の過失を諫めたことから怒りをかい、ついに永正十一年(一五一四年)九月四日、信忠に殺されたと記されている。これまで多くの歴史書は、信忠が手討ちにした家臣がいたことは伝えている。その家臣は片山忠正と判断してほぼ間違いないと思われる。この事件がきっ…
日本史の記事一覧
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歴史・地理『我が陣営にあるべし』【第5回】林口 宏
慈悲の心がなく家臣に情けをかけることもなかった松平信忠。本当に家臣の片山忠正を手討ちにしたのだろうか?
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歴史・地理『卑弥呼と古事記と日本書紀』【第2回】吉木 正實
根底に流れる思想が「天皇統治の正当性の主張」である以上、『日本書紀』は、『古事記』によって枷をはめられている
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歴史・地理『明治大正人物列伝Ⅲ』【第2回】中井 けやき
【明治大正人物列伝】1912(大正元)年表から、当時の出来事を細かく振り返る。日本の誇るべき歴史に敬意を表して…
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評論『邪馬臺国と神武天皇』【第2回】牧尾 一彦
戦争という、極めて非人間的な行為が、極めて人間的な事件として世界史に立ち現れるからくりにも、人間の本質が関わる
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歴史・地理『我が陣営にあるべし』【第4回】林口 宏
菊池一族の末裔・片山忠光・忠正親子が肥後から三河へ――吉良家から松平家へと仕えた南北朝から戦国の動乱を辿る
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歴史・地理『卑弥呼と古事記と日本書紀』【新連載】吉木 正實
歴史書に存在しない女王・卑弥呼。当然、その存在は何らかの形で記されているだろうと思うが...
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歴史・地理『明治大正人物列伝Ⅲ』【新連載】中井 けやき
知られざる偉人たちの物語を紐解く。教科書には載っていない日本近代史の影の功労者たちを紹介!
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評論『邪馬臺国と神武天皇』【新連載】牧尾 一彦
人間とはどのような生き物か。――人間存在の根源を問い続けようとするとき、その仕事は、歴史学の最も重要な責務に重なる
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歴史・地理『我が陣営にあるべし』【第3回】林口 宏
時は明応、五百年前。三河の鷲塚村で西条吉良家に仕えた片山家は、数多の戦で名を挙げた。新田義貞公の家紋も掲げたその勇姿――
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歴史・地理『我が陣営にあるべし』【第2回】林口 宏
蓮如の布教以後、浄土真宗一色に塗りつぶされていった「真宗王国」矢作川流域。この地を治めたのは、徳川家康の祖先である松平氏で…
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歴史・地理『我が陣営にあるべし』【新連載】林口 宏
徳川家康・天下太平の影に三河牢人!? …300年以上続く「徳川家」「水野家」の協力関係、その始まりの言葉が「我が陣営にあるべし」