ショウ君は無反応で、私は不安になった。演奏が全て終わった後、私の履いていた厚底ブーツのせいでいつもよりも小さく感じた友人に軽く労いの言葉をかけて、会場を出た。先程までよりずっと風が強く冷たくなり、頰に冷たさを感じた。「さっき、自分でしてたよね?」助手席のショウ君が話しかける。クールな態度とは裏腹に彼は興奮してくれていたようだった。そして私をホテルに案内した。途端に頭の中を暗雲が立ち込める。私は確…
不倫の記事一覧
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小説『不倫の何がいけないの?』【第27回】安本丹
ティッシュペーパーやボールペンと同じ、消耗品な私
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小説『不倫の何がいけないの?』【第26回】安本丹
本当に名残惜しくて堪らないのは私のほう…その甘美な余韻
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小説『不倫の何がいけないの?』【第25回】安本丹
自分が不倫をしているんだという自覚はほとんどなかった。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第24回】安本丹
何に惹かれているのか分からない。でも好きで好きで仕方ない…
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小説『不倫の何がいけないの?』【第23回】安本丹
好きになるのは、もはや時間の問題かもしれない
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小説『不倫の何がいけないの?』【第22回】安本丹
旦那の言う「可愛い」は夫婦生活を円滑にしたいが為のセリフ
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小説『不倫の何がいけないの?』【第21回】安本丹
爽やかな青年が現れて…私はいつも通り客が喜ぶ風俗嬢を演じた
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小説『不倫の何がいけないの?』【第20回】安本丹
週に二度の出勤で、一ヶ月分のバイト代を上回る金額を稼いだ
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小説『不倫の何がいけないの?』【第19回】安本丹
お金のために始めたこと…私は人妻風俗嬢になった
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小説『不倫の何がいけないの?』【第18回】安本丹
親戚の集まりで注文を聞いてもらえず、私だけお冷やを…
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小説『不倫の何がいけないの?』【第17回】安本丹
百年の恋も冷める現実…この家に家事をする人間はいない
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小説『不倫の何がいけないの?』【第16回】安本丹
「やっぱり親ナシはダメだね」姑と親子になるという夢が崩れた
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小説『不倫の何がいけないの?』【第15回】安本丹
大人になってからも、「親無し」というレッテルには悩まされた
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小説『不倫の何がいけないの?』【第14回】安本丹
夢を捨てきれず…母は、私と父を残してヨーロッパへと旅立った
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小説『不倫の何がいけないの?』【第13回】安本丹
彼女なりに選んだ答え…「堕ろすのは怖いし手術する金もない」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第12回】安本丹
金髪にパンダメーク、趣味はパチンコ、酒に煙草。でも、高潔。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第11回】安本丹
断じて『できちゃった結婚』ではない。私にとってそれが重要。
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小説『不倫の何がいけないの?』【第10回】安本丹
「幸せになりたい」のと同時に「幸せだと思われたい」
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小説『不倫の何がいけないの?』【第9回】安本丹
もし就職できなくたって、彼がいつかは結婚してくれるだろう
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小説『不倫の何がいけないの?』【第8回】安本丹
鬼の形相で彼を怒鳴りつけても「生粋のマゾヒスト」な私