アルバムを順番に見ていくと、一番新しい物でも、去年の四月二十八日だった。友だちの伊藤千絵と青森の弘前に桜を見に行った時の情景だった。写真はそれで終了しており、次のページ以降にはまだ収容するスペースが空いていたが、何も入っていなかった。「これで、終わりじゃないのかなあ……」達郎は、智子のアルバムの保存の仕方に関して、今まであまり関心がなかった。「去年の夏の長崎や秋の四国なんか、あっても良さそうなの…
短編小説の記事一覧
タグ「短編小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『店長はどこだ』【第6回】八十島 コト
やましさがある?妻の葬儀で夫が感じた「強烈な違和感」の正体
-
小説『店長はどこだ』【第5回】八十島 コト
東京にいるはずの妻がなぜか金沢で事故死…「妻はどうして金沢にいたのだろうか?」残された不可解な謎
-
小説『店長はどこだ』【第4回】八十島 コト
妻が交通事故に…大阪に単身赴任中の夫が感じた違和感の正体
-
小説『店長はどこだ』【第3回】八十島 コト
浮気欲ピークも、仕事に追われる日々…「初の単身赴任」奮闘記
-
小説『店長はどこだ』【第2回】八十島 コト
妻帯者・30代の課長代理…「女子社員」を狙ってまさかの一言
-
小説『店長はどこだ』【新連載】八十島 コト
結婚6年目の夫婦…夫が単身赴任先で考えた、「恐ろしいこと」
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【最終回】まつなが みつる
シドニーへ旅立った彩さんから音沙汰なく、腑抜けになった僕…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第11回】まつなが みつる
彩さんの外国留学が決まり、夏休み中は英語漬けの毎日…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第10回】まつなが みつる
「ねえ、キスしてくれない?」そう彩さんに迫られた僕は…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第9回】まつなが みつる
雨脚が強まる土曜日の夜、僕は彩さんの部屋で寝ることに…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第8回】まつなが みつる
大塚夫人の入院が決まり、僕は彩さんの家に泊まることに…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第7回】まつなが みつる
「あんたにまだ言ってないことがあるんだ」大塚家の複雑な事情…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第6回】まつなが みつる
「ガンとか何かだったら、ヤバイよね。」彩さんに対し僕は…
-
小説『ホシのレストラン』【最終回】早坂 どあ
「僕は今無職です。みんなで仕事をどうするか考えませんか?」
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第5回】まつなが みつる
「帰らないで、帰りたくない!」彩さんにそう言われて僕は…
-
小説『ホシのレストラン』【第6回】早坂 どあ
「リストラされてどうにかなっちゃったの?」と祐に聞くと…
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第4回】まつなが みつる
「なんかウチ、生まれてこなければよかったな」彩の言葉に…
-
小説『ホシのレストラン』【第5回】早坂 どあ
タンスのヘソクリが見つかった話は佑にも誰にも言わないでいた
-
小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第3回】まつなが みつる
僕は、いきなりの中学生らしくない質問にどきっとした。
-
小説『ホシのレストラン』【第4回】早坂 どあ
「私だって人が困っているときは手を差し伸べるわよ」