(1)医師法第21条の歴史と異状死体の意味するもの本項のまとめ本来、医師法第21条は旧医師法施行規則第9条当時から、診療関連死を対象としたものではなく、診療関連死以外の変死体の届出義務であった。一九一八年(大正七年)大審院判決、一九六九年(昭和四十四年)東京地裁八王子支部判決のいずれも『外表異状』(外表を検査し異状を認めた死体)を『異状』の判断根拠としている。ただ、変死体の検案に際し、周囲の状況…
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ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第10回】小田原 良治
行方不明の老女が、山中の沢の中で死体で発見された事例
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ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第5回】小田原 良治
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ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第3回】小田原 良治
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ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第2回】小田原 良治
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ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【新連載】小田原 良治
医療事故調査制度を揺るがす突然の通知に驚愕し、憤りを覚えた