三者の敵を儂ら長慶勢は討ち破りあるいは追い払うことで危機は去った。此度は民たちの暮らしが戦火に焼かれることもなく、京の都は再び平穏を取り戻した。幕政は細川氏綱様を奉じた長慶様が担い、そこに将軍の権力など全く必要なかった。秋に、一向一揆に悩む越後の守護代長尾景虎が石山本願寺の証如と交渉するために上洛した。事前に景虎は、朽木谷の将軍ではなく、長慶様にその仲介を依頼してきた。〈古き良き流れ〉を尊重し〈…
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文化入り混じる境界の都市…トルコ「イスタンブール」を巡る
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【歴史】新政府軍阻止のために…奥羽越同盟と「二本松少年隊」
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第10回】児玉 望
家督争いに主導権争い…天下の諸勢力を巻き込む「騒乱の嵐」