第5節 死刑を前にした戦犯の場合ここでは太平洋戦争で「戦犯(戦争犯罪者)」となり死刑に直面した日本人の死生観の中で、浄土教的な例を取り上げる。『世紀の遺書』という昭和28年に刊行された大著(参照したのは「復刻版」、巣鴨遺書編纂会、講談社 ⑯)には、少数のA級戦犯者と大多数のB・C級戦犯者の遺書・日記・遺詠など七〇一篇が収められている(※補註参照)。東京の巣鴨刑務所のほか、香港、マニラ、シンガポー…
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第14回】新妻 健
意識して銃口の前に立つには、相当な勇気がいる。
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エッセイ『世を観よ』【第45回】坂井 音重
富士山の山麓でも松茸が採れる
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第13回】新妻 健
来世での阿弥陀如来との出会い
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第12回】新妻 健
庶民の間に根強く存在した「因果応報」や「業」の思想
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エッセイ『世を観よ』【第44回】坂井 音重
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こだわりはある程度あったほうがいい
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エッセイ『世を観よ』【第42回】坂井 音重
美味なるものは丁寧に手を抜かぬことが決め手
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第11回】新妻 健
52歳での初婚
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エッセイ『世を観よ』【第41回】坂井 音重
白ワインはある本数以上は作らない
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エッセイ『世を観よ』【第40回】坂井 音重
天然の鮎の解禁日が待ち遠しい
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第10回】新妻 健
浄土に「いざ行かん」
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第9回】新妻 健
私たちには何の恐れも、心配もありません
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エッセイ『世を観よ』【第39回】坂井 音重
わくわくする気持ちと多少の不安の入り交じった心持ち
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エッセイ『世を観よ』【第38回】坂井 音重
パリの街角で見かける美しく着飾った貴婦人
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エッセイ『世を観よ』【第37回】坂井 音重
地球のすべての情報が見聞きできる
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第8回】新妻 健
最初の夫と死に別れ子供も死に、二度目の夫とも死別
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エッセイ『世を観よ』【第36回】坂井 音重
暖をとるのは「火鉢」、温まるのは「おこた」
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第7回】新妻 健
「出家」までして信仰に生きることは困難であった
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第6回】新妻 健
日本人の死生観の主たる基盤を形成
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エッセイ『日本で一番ユーモラスな理科の先生』【最終回】根本 隆正
報われないかもしれない努力をできることが才能