第2節 無常観と「夢の世」あるいは「夢幻泡影」そして「涅槃」である死もまた夢からの覚醒を意味した。武士で俳文集『鶉衣(うずらごろも)』の作者でもあった横井也有(やゆう)(一七〇二~八三)の辞世句は「短夜やわれには長き夢さめぬ」であって、「夢」を辞世に詠み込む例は江戸から昭和の戦前まで実に多い。なお反仏教の立場の江戸時代の儒者は、例えば室鳩巣(むろきゅうそう)(一六五八~一七三四)のように「天地開…
歴史・地理
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