酒の即売会らしきものをやっている店があった。いろんな瓶を大瓶小瓶を何十本も何百本も並べてある中央に、見たところ六十余りの一人のおっさんがでんと座っているのである。上半身は裸ででっぷりと太り、太鼓腹で二段腹。二つの胸はむっくりと膨れて、まさに女性の胸そっくり。その乳首辺りには五六本の黒い毛が生え、体全体は赤みを帯びている。顔はと見れば、下ぶくれの赤ら顔で円満福相。頬は垂れて鼻は丸く、細い目の上には…
小説
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『ナーダ・サーガ 「無の国の物語」』【第7回】茂木 光春
「2千年前の、年代物中の年代物じゃ!」酒の即売会に現れた“幻のワイン”
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『ファンタズマ』【第3回】一ノ井 亜蛮
「タイムスリップしたのか?」突きつけられた“戸惑うしかない”現実
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『白い噓』【第7回】そのこ+W
性差よりも個人の能力差なのに…「科学の力を奉じながら時代錯誤の差別が残る」医療現場
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『除霊堂奇譚』【第6回】吉田 開
「この野郎、ぶん殴ってやる!」霊媒体質の男が“除霊能力”を手にした事件
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『恋終わりの雨が7の日に降る確率』【第7回】安桜 砂名
胸に膨らみが...目覚めるとそこは授業中で僕は少女になっていた⁉
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『パペットのように』【第8回】楢井 春生
「多分世界一忠誠心に富んだ世にも稀な民族だよ、日本人は」
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『百合墓荒らし』【第7回】夏緒 冬弦
夏休みの書架整理中に議論「山と海、死ぬとしたらどちらがいいか」
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『Someday, Somewhere!』【第5回】宙舞 えみり
「命丸ごと、存在していることが素晴らしい」学びつづける我々の命の定め
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『わたしのSP』【最終回】結李花
「顔見知りだったような、どこかなつかしいような」既視感にとらわれて
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『ノスタルジア』【第6回】森下 修作
「過去に逃げ込めず、未来へとはばたけもせず、現在を否定したら後には何が残るのか」
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『再会。またふたたびの……』【第9回】恵 美啓
30年前の渋谷の街を歩くーなんとなく、いまではない違和感を重ねて
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『湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け』【第3回】小林 正吾
【小説】砂浜で見かけたミステリアスな美青年に、ツレの女性は…
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『天空橋を渡って』【第8回】松井 左千彦
「どんなことがあっても、八月九日午前十一時半に、ここに来ます」
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『私たちに、朝はない。』【最終回】はしばみ じゅん
「もうちょっと飲まないか?」彼が珍しく二軒目に誘ってきたワケ
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『カシマレイコの噂』【第3回】白崎 秀仁
1ヶ月で行方不明者が何人も…囁かれる都市伝説との関連とは
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『終わりの象徴』【第6回】あらき 恵実
愛なのか…少年が「せっかくとった金魚を川に逃した」怖い理由
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『私の名前を水に書いて』【第15回】そのこ+W
「彼を取り合って負けたんですか?」自殺した作家の元カノに聞く
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『獅子谷家の事情』【第14回】棚小路 蔵人
「あっ、おじいちゃんの写真だ」子どもが社長の写真を見て一言
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『濡羽色の朝』【第11回】夏目 ゆきお
「疑念」が「疑惑」に…多額の資金が動いた事案、どう対処する?
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『吾輩は犬である』【第7回】高見 龍也
ボーイスカウトにこだわる父親、小学生の息子と言い合いに