阪神淡路大震災長男誕生一九九五年一月十二日、第二子である長男が誕生した。その五日後の一月十七日。退院予定日の早朝、大きな揺れに目が覚めた。地震だった。待合室に行くと、阪神淡路大震災の速報がテレビに映っていた。京都の母から、新幹線が止まっていて東京へ行けない、という電話が入った。退院を延ばし、見舞いに来てくれた博史と娘とともに、テレビを見ながら過ごした。授乳のたびに、この小さな命を抱ける幸せを感じ…
小説
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