【前回の記事を読む】偏食末期がん患者。食事は自分の好きなビスケットしか食べず、排便コントロールに問題が…自宅療養に移行後、私はIさん宅に通いました。自宅に帰って一〇日ほどがたったころ、訪問してみるといつもの状況とは違っていました。発汗多量、四肢の冷感が著明で、サチュレーションは80パーセントでした。気道の吸引をしてもサチュレーションの改善はありません。Iさんの寝ているベッド上やその周囲は飲み物、…
エッセイ
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『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第14回】矢野 博文
ベッドまわりには、食べかけのお寿司やビスケットが散乱...末期がん患者はなぜ淡々と「死」を受け入れられたのか。
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『Return Journey』【第12回】福井 研一
「久しぶり、元気? 実は俺、ALSという病気になってしまって…」―元カノに送ったメッセージ。すぐに来た返信には「やめて」の一言。
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『明日も一緒よ、クッキー』【第13回】谷口 晶
あの大震災以来、地震にすっかり敏感になったクッキー。テレビから流れる緊急地震速報の音の意味すら理解できるように――
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『大波小波』【第8回】柊 ゆう
母の晩年の趣味は、草花を育てること、育てた草花の写真を撮ること、俳句を作ることだった
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『ぼんくら外交官の北朝鮮日記-2年間の「楽園」滞在見聞録-』【第8回】杉山 長
【北朝鮮滞在記】銃を持った警備兵たちが私たちの敷地内に…。抗議すると「ここで争っても何の意味もない」と叱責され…
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『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第12回】河原 風子
「授業中笑いこらえるの大変やったんやけ!」静かな夜に鳴り響く爆音。音に驚いて飛び出してくる塾の先生。笑いが止まらなかった
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『62歳、旅に出る!』【第6回】菊池 亮
【60代のひとり旅】順調だったマルタ生活に異変! “蚊”に眠りを奪われ、体調にも変化が…
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『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第13回】矢野 博文
偏食末期がん患者。食事は自分の好きなビスケットしか食べず、排便コントロールに問題が…
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『Return Journey』【第11回】福井 研一
(ALSだろ? 知ってたわ)―やっと告げられた「筋萎縮性側索硬化症」。そのとき既に、検査から半年も経っていた。なぜもっと早く…
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『明日も一緒よ、クッキー』【第12回】谷口 晶
2011年3月11日、東日本大震災――クッキーは飛び上がって天井を見渡しながら走り回り吠えたてた後、カアサンに飛びついた
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『孤高の歩み—虚無から創造精神へ—』【第8回】梅崎 幸吉
学校から帰ると離れ離れになったはずのクロが飛びついてきた。私は嬉しかったが、口の周りは傷つき、血が滲んでおり...
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『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第11回】河原 風子
学校に行かなかった日、担任が家に来て私は車に乗せられた。しかし行き先は学校ではなくまさかの喫茶店だった。そこで担任は――
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『62歳、旅に出る!』【第5回】菊池 亮
【60代のひとり旅】マルタ異文化生活! ギターで通じた心、夜のランニングでの出会い、そしてスペイン人との共同生活
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『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第12回】矢野 博文
子供のいない夫婦にとって、認知症の母は我が子同然だった。日々痩せ細り、命を延ばすか否かの決断を迫られ…
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『Return Journey』【第10回】福井 研一
筋電図という検査は拷問だった。ぶっとい針を直接筋肉にぶっ刺して、なおかつ「チカラを入れろ」と言われ、それを何十箇所も…
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『明日も一緒よ、クッキー』【第11回】谷口 晶
水路に勢いよく飛び込んだクッキー。残念ながら彼女の初泳ぎは見られなかったがもしかしたら彼女は泳げるのかもしれない
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『一人十色』【第5回】イドゥルギ ヒロ
「お父さん、大丈夫だと思うけど、ある程度の覚悟はしておきなさい」――震災後2週間たっても親の迎えがない息子に、先生は現実を…
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『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第10回】河原 風子
母は乳癌を手術ではなく民間療法で治すと決めていた。それを聞いた中学生の私は毎晩家の外で過ごすようになった
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『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第11回】矢野 博文
おむつを拒否し、ベッドや床は排泄物まみれに。家族の負担を考えるよう頼んでも、「病人の言うことは聞いてもらわんと」
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『Return Journey』【第9回】福井 研一
「気の持ちよう」「異常なし」――筋肉が減り、右脚を引きずる私を診て医者はそう言った。自分で調べたらどう見てもALSだが…