狭い穴から出ると、昼間のような明るさに目がくらんだ。「うわあ」あたしとチビは、三歩前とはまったく別の場所に立っていた。内城に入ったのだ。おびただしい数の松明(たいまつ)が広場の石敷に反射している。まるで、百個のお日さまが生まれてきたみたい。壁から垂れた色とりどりの布。この青むらさきは東村の名高い工房のものだ。ここが内庭。会議や使節との謁見(えっけん)を行うための場所だ。ここでさえ、まだ内城のと…
小説
ジャンル「小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
『オーラ!テングリ・オーラ』【第6回】新高 なみ
「こんな晴れ舞台の日があるなんて」そう思っていた矢先に…
-
『月のいろ』【第5回】今中 浩恵
「兄の遺品と向き合って過ごした。」女性の壮絶半生
-
『明智光秀の逆襲』【第4回】片岡 昌一
【小説】明智光秀…一揆の総統のもとへ、鉄砲を学びに赴く
-
『海が見える』【第9回】西野 民彦
王子動物園のすぐ北、女学校にある「マリア像」が動いた!?
-
『虹いろの家族』【第3回】小林 とし子
「司法書士の彼氏」が1年付き合った彼女に言われた強烈な一言
-
『思い出は光る星のように…』【第7回】伊久 美子
「誰かがいなくなるって、こんなにさびしいことなんだね…」
-
『遥かなる花』【第12回】佐々木 祐子
「学問は本当に面白いものなのですね」久しぶりの姉の笑顔に…
-
『怨み・ハラスメント』【第6回】船長
【小説】『怨み・ハラスメント』に加わらないかと誘われて…
-
『海が見える』【第8回】西野 民彦
喫茶店にて…3人で飲むコーヒーは、より一層うまいと感じた。
-
『遥かなる花』【第11回】佐々木 祐子
病気を理由に婚約解消を申し入れた綾菜。健一郎の答えは…
-
『思い出は光る星のように…』【第6回】伊久 美子
「王子様、お別れです。」命を失ってしまったアゲハチョウは…
-
『怨み・ハラスメント』【第5回】船長
【小説】コンピュータがダウンし、闇サイトは休業することに…
-
『虹いろの家族』【第2回】小林 とし子
ドロ沼不倫…「自分をみじめに感じた。」女性側の仰天本音
-
『思い出は光る星のように…』【第5回】伊久 美子
美しい羽を広げ「わたしをおぼえていますか?」といったのは?
-
『細孔の先 ―文庫版―』【第9回】芦沢 誉明
「国のメンツにかかわる仕事だ」頼まれた内容は?
-
『AFLC ~幸福なる四葉の短編集~』【新連載】岩永 桂
「あんたのこと嫌いじゃないけど…」初恋相手はまさかの父親?
-
『ヒマラヤ聖者の秘宝』【新連載】水華
親友が急逝…部屋にあったガネーシャ人形に導かれ「インドへ」
-
『乙女椿の咲くころ』【第10回】倉田 裕美
おてんば娘の次女と優しい長男の心温まるエピソード
-
『アフターメッセージ』【第5回】北部 祐和
【金曜公開/アフターメッセージ】「父さん、見たかった…」若葉二十歳の誕生日のビデオには…
-
『浜椿の咲く町』【第32回】行久 彬
【金曜公開/浜椿の咲く町】女にだらしなかった父の話。美紀は語りだす…