三 いじめの本質次の日、エリはいつもより少し遅く登校した。エリの父の徹は昨日から広島に出張しており、母の春子が起きるのがいつもより十分ほど遅くなったからである。間もなく授業が始まる時間となって、エリは慌てて教室に駆け込み、教科書類を机に入れると、薄い座布団を敷いている椅子にどっかと座った。途端に座布団の下から「ブー」と大きな音がした。何かが座布団の下に置かれていたのだ。「はっはっはっ、おもしろい…
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