着任後、2年間教務部を勤め上げ、いよいよ学級担任である。1年生の入学時から3年後の卒業まで、学年という分掌〈注1:部署のこと。学校社会では「分掌」という呼称をしばしば使う〉で生徒と関わりを持った。その3年間の中で、1年担任の時が一番生徒指導に燃えた時期でもあった。当時の私は、生徒指導を刑事や検事のような感覚で捉えていた。そして「悪は絶対に許さない」「正直者が馬鹿を見ない」を信条とし、生徒と真正面…
エッセイ
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