(2014, 羊土社p31)1同じゲノムをもつにもかかわらず、発生の過程で異なる細胞が生じるのはなぜだろうか。1942年、英国エジンバラ大学のコンラッド・ワディントン(1905-1975)が、この大きな命題に対する有力な考え方を提唱した。「エピジェネティクス」という言葉を初めて用いたといわれている。この名称の由来は次のようである。「エピ(epi-)」とは、ギリシャ語で「~の上」という接頭語であり…
[連載]DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第12回】安次嶺 馨
出生体重は、未来の病気に繋がっている!? DOHaD、エピジェネティクスを小児科医がわかりやすく解説!
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第11回】安次嶺 馨
直訳すると「健康と病気の発達起源説」。日本語では、適切なインパクトのある学術用語が見つからないDOHaD。
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第10回】安次嶺 馨
「悪い生活習慣が慢性病を招く」は間違い!それまでの生活習慣病に関する常識を、根本的に変える原因となった仮説とは?
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第9回】安次嶺 馨
乳児死亡率の高い地域は60~70年後に心疾患の高い地域と一致するという「大発見」をしたバーカー
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第8回】安次嶺 馨
出生時及び幼児期に小さく、3歳から11歳にかけて急激に体重が増えた子供が発症するリスクの高い病気とは?
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第7回】安次嶺 馨
研究結果で乳児期以降の急速な体重増加が、新たなるリスクファクターと認識された
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第6回】安次嶺 馨
吹き荒れたバーカー仮説への批判。公衆衛生上の施策とするには検証が必要
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第5回】安次嶺 馨
人生のベストスタートは胎内から始まっている!?胎児・乳児期に得られる強みとは?
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第4回】安次嶺 馨
『バーカー語録』にあるローヤルゼリーの主成分ロイヤラクチンは日本人研究者が発見!
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第3回】安次嶺 馨
心筋梗塞死亡と新生児乳児死亡率が重なった!胎児プログラミング仮説提唱のきっかけ
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【第2回】安次嶺 馨
「バーカー仮説」を提唱したバーカーとは何者か?生物に深い興味を持った小学生時代
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健康・暮らし・子育て『DOHaD学説で学ぶ 胎児・赤ちゃんから始める生活習慣病の予防』【新連載】安次嶺 馨
胎児期のストレスが成人後の病気をもたらす…「DOHaD(ドーハッド)学説」とは