予定日までに入退院を繰り返し、何とか出産できたが、出産直後に産褥弛緩(両手両腕が震えだして自分の意思では止めることができずに震えがどんどん大きくなっていき、このまま死ぬのではないかと怖くなった)がきて、分娩台で黒い布を顔に被され(照明や光がいっさい駄目らしい)分娩室の電気も消されて5時間ほどそのままの状態だった。のちに、この時母子ともに命が助かったことは奇跡的だったと産科の医師から言われた。同室…
[連載]ねぇ!ばあば
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エッセイ『ねぇ!ばあば』【第5回】akiko
初産で死にかけた私――産褥弛緩を起こし分娩台で黒い布を顔に被され電気も消され5時間ほどそのままの状態に
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エッセイ『ねぇ!ばあば』【第4回】akiko
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エッセイ『ねぇ!ばあば』【第3回】akiko
友人の4歳上のお兄さんの友達との結婚。親の期待から逃げるようにした結婚が、苦労の始まりだった
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エッセイ『ねぇ!ばあば』【第2回】akiko
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エッセイ『ねぇ!ばあば』【新連載】akiko
生まれた時、父が望んでいたのは跡取りとしての男の子だった… それでも悲観せずに生きてきた70年