私は親の方針通り勉強をしないので成績はクラスで最下位だ。学校では勉強がよくできる子供は皆から尊敬される。同級生には3名の秀才がいた。M君は灘中学へ進んだ。京都大学に進学したとの噂を聞いたことはあるが、残念ながら小学校卒業後会ったことがない。私も灘中学へ進みたいと本気で思ったが、クラスで最下位の子供が行けるはずもない。T君は地域の中学校で2番とか3番(600人中)で生徒会長も務めた。Hさんは同じ中…
[連載]自我が人生を導く
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エッセイ『自我が人生を導く 』【第5回】広瀬 克利
小学5年生の時、神とは?を考え神とは科学である、科学を勉強しなければいけないと自我が目覚めた!!
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エッセイ『自我が人生を導く 』【第4回】広瀬 克利
小学2年生の頃、キツネ対策としてスイカ畑に裸電線を敷くとキツネの代わりに自分が感電!
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エッセイ『自我が人生を導く 』【第3回】広瀬 克利
「勉強をする必要はない、家の手伝いをしろ、困ったことに出会えば社会から学べ」
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エッセイ『自我が人生を導く 』【第2回】広瀬 克利
戦争と終戦後の混乱期を生き抜いた両親。当時は「産めよ、増やせよ」の時代で両親ともに各々7人兄弟の農家の長男と長女
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エッセイ『自我が人生を導く 』【新連載】広瀬 克利
「勉強をする必要はない、家事を手伝え、困れば社会に聞け」と言って私を育てた父