数日後、光一と小太郎、啓二の三人は例の和菓子屋のホームページとeコマースのシステム構築の打ち合わせを終え、いつものように行きつけの「おみち」で飲んでいた。「しおりが挟んであったあのページに意味があるんじゃないですかね」「オレもそう思って、帰ってからそのページを読み直してみた」「なにかわかりましたか?」「ああ、とくに関連するような内容は書かれていなかった。あのページの内容が直接守屋さんの父親の死に…
[連載]シウカラ
-
小説『シウカラ』【第6回】山田 光美
歴史には、表と裏がある。殺された鶴亀堂主人が遺したメッセージが示す人物は「古事記」の編纂者だった。その意味は......
-
小説『シウカラ』【第5回】山田 光美
「父は、誰かに殺された」—!? その男は「絶対に外部には漏らさないように」と、警察に自殺と処理された父親の話を始め…
-
小説『シウカラ』【第4回】山田 光美
モノをモノとして認識するために必要なもの…それは「名前」。それはモノとしてつなぎとめておく鎖のようなもの
-
小説『シウカラ』【第3回】山田 光美
シンクロニシティの和菓子 今まで聞いたことも、見たこともなかった老舗和菓子屋が実はそばにある⁉
-
小説『シウカラ』【第2回】山田 光美
創業650年で30店舗もあるにも関わらず、自社サイトがない老舗和菓子店。このお店の社長からHP制作の依頼があり…
-
小説『シウカラ』【新連載】山田 光美
和菓子屋のウェブ制作依頼から始まる謎。エンタメ・サスペンス小説開幕!