【前回の記事を読む】日々心身の衰えを感じているおじいさん。しかし元日の朝、薬で絶世の美女に大変身!電話の声は恐る恐る、お爺さんであることを確かめた上で、どうしたらそんなに若返ることができるのかと聞きました。お爺さんはいきさつを話した上で、よろしかったら薬を1錠差し上げますと言いました。電話が終わるか終わらないうちに鈴木さんはやって来ました。驚くべきことがありました。隣の鈴木さんにも同じ変化が始ま…
[連載]猫と狸と、ときどき故郷
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第11回】宮本 正浩
薬の効果で吉祥寺は美人で溢れかえるように――そこから良いことが相次ぎ日本の未来も明るくなるかと思いきや……?
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第10回】宮本 正浩
日々心身の衰えを感じているおじいさん。しかし元日の朝、薬で絶世の美女に大変身!
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第9回】宮本 正浩
いつもの散歩コースを変えて歩くおじいさん。少年野球を見つけ、観戦していると突然……?
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第8回】宮本 正浩
あるお爺さんの1日 〜花の下にて〜 「右手には紙の袋を提げています。いつもより速く横断歩道を渡り終えました。」
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第7回】宮本 正浩
猫の社会にも人間と同じように介護施設のあることをご存じですか。猫は死を恐れません。
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第6回】宮本 正浩
「高齢者にとって世の中は危険に満ちている」ゆっくりゆっくりとバスや電車から降りて気を付けて生活するお爺さん
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第5回】宮本 正浩
「鼻の手術が日本を救うという訳にはいかないのですね」再会した狸のタクシードライバーとの会話は、思わぬ方向へ弾んでいって…
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第4回】宮本 正浩
眠りから覚めると、タクシーの運転手が狸に… 人間社会へ溶け込む狸の最近の生活とは?
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第3回】宮本 正浩
「子供の命を助けてくださり有り難うございます。これで少し恩返しができたようです」
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第2回】宮本 正浩
四国は死霊が集まる「他界!?」 遍路女性の墓を洗い草花を供えた狸が…
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【新連載】宮本 正浩
水路の水の流れに見とれていた時、茶色い物が流れてきて…。なんとそれは子狸だった!