離島の中学校を希望し、太平洋のど真ん中、人口250人ほどの小さな島に赴任した。歓迎会の宴の席、ほどよく酔った頃に、PTA会長が隣にドカッと座ってくる。恰幅のいい、良く日に焼けた港の男からは、威圧感さえ感じられる。そして、あぐらをかいている私の膝をバンと叩いて一言、「先生よぉー、どうせ腰掛けなんだから、精一杯やれるだけのことやって、出て行きなよ!」と。私としては、腰を据えての心づもりでいたので、こ…
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