月曜日、学校の門まで母に連れられて行った。教室の自分の席に座った。みんな緊張して黙って座っていた。祖父の言ったことを思い出した。私は立ち上がって回りの同級生に、「ぼく、棚橋といいます。よろしくね」と明るく笑顔で頭を下げた。同級生たちは、最初怪訝な顔をしていたが、その中の一人から「ボク。○○や。よろしく」と挨拶が返ってきた。一人が言うと回りの友達も次々に笑顔で名前を言ってくれた。すぐに回りの数人と…
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