「雨に唄えば」では数多くのフリードの曲が使われているが、歌やダンスを伴って演じられるのは十一の場面である。このうちの多くはストーリーの流れに沿って挿入されており、ナンバーと物語の関係が自然で無理がない。「踊る大紐育」ほどではないが話がスムーズに進んでいく。さらにそれぞれのナンバーのダンスや振付けが優れており、いずれも粒ぞろいであるところも、作品全体のレベルを押し上げている。個々のナンバーについ…
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