持論5

今日まで自分はこのノートに書き記したことを実践したり読み返したりして生きていた。そしてあることに気付いた。自分は自分と戦っているのだと、人生は自分次第とどこかで耳にした覚えがある。その言葉の意味も今は分かる気がする。何事も努力するということは遊びたい自分や逃げたい自分を向上心などで押さえつけなければならない! 押さえつけるもつけないも自分次第だからだ。なぜなのか……? そんなことを考えていたらあることに気付いたので書き記しておこう。

きっと人は皆、生まれたときから-(陰)と+(陽)の思考を持って生まれてくる。なぜ-と+の思考を持って生まれてくるのか? それは自分にとって-な出来事が起きて-思考でいたら「なぜ私だけが」とか「何でいつも」と考えてしまって気持ちが落ちてしまう、逆に+思考でいたら「どうにかなるさ」とか「自分が悪かったから次こそ」と考えて次に繋がる可能性が高くなるからだ。だから-な出来事が起きたときに+思考を使うために+思考はあるのだと思う。

では-思考は? きっと+な出来事が起きたときに+思考を使えば「自分は他の人よりすごい」と自分に満足してしまい自己満足でしかなくなり心で幸せを感じられなくなってしまう、逆に-思考を使えば「こんな自分に」とか「有り難い」と考えて幸せを心から感じられ自信に繋がる可能性が高いからだ。人は何事もほどよくすることが大切なのだ。

だがしかし、自分が見る限り自分も含め現代の人は-な出来事のときに-思考を使い苦しんでいる人が多く、+な出来事のときに+思考を使い天狗になって人を見下していたり、金に走っていたりする人が多く心から笑っている人を見ることがまずない……。悲しいことだ。このノートを書きながら思ったことだが、自分の周りの人たちから何か伝わっていくことを祈りながら自分だけでも心から笑っていようと思った。上にいく為に。