【前回の記事を読む】中卒の社長、成功の秘訣は「愛情を使い分けること」だった!
持論2
今まで自分は何にも捕らわれない様に努力していた。
それで気付いたことは捕らわれない様にと思っているだけで捕らわれていると……。
要は、常に周りに気を配り、自分の身勝手さを自分で見つめ直し気をつけ、相手の立場、状況、義理事、道理、思いやり、感謝などを弁えていることが捕らわれていないことではないかと思った。
「捕らわれない様に」という言葉の意味もよく知らずに……。
人間の思い込みの力は凄いと実感した。
「絶対に逃げない」という言葉も、意識していると捕らわれ肝心なときに聞く耳を持てなかったり、意地っ張りになったり、ときにはプライドを捨て相手の話を聞かなければならない場面でもプライドを捨てることが逃げに感じ、素直になれなくなったりしてしまう。
この様な様々な言葉に捕らわれている様では、自分はまだまだ未熟者である。
もっと精進しなくてはと思う。
これからは物事や常識、義理事、道理、礼儀、様々な人の考え方などを勉強しなくては次の段階にはいけないのではないかと思う。
そしてもう1つ気付いたことがある。
それは、下の者の育て方や相手と分かり合いたいときは言葉で伝えることも大事だが何よりも我慢することが大事だと……。
我慢をすればするほど相手にその気持ちがいつか伝わり心を開いてくれるということ、しかし我慢というのは凄く嫌でつらいこと、なので我慢しないですぐに言葉で分かってもらおうとしたり、力で従わせようとして分かり合えないでケンカしてしまったりして、相手との関係を終わらせてしまう。
しかし、文句を言わないで常に我慢をしていればいつか気付いてくれる。
気付く時間の長さは人それぞれではあるが、相手が人間である以上、我慢をしていればいつか気付いて分かってくれることは間違いないと思う。
何も文句を言わないで笑顔で「いいよ」と常に言っていれば相手はまず間違いなく何で文句を言わないのだろうとか、こんなに迷惑かけているのにと、自分を見つめ直してくれる。
逆に言葉で分からせようとしたりすると相手が自分で実感していないので言われたことをそのままやろうとしてしまうし、融通がきかなくなってしまう。
その結果、自分が相手をそう育てたのにもっと怒ってしまったり追い込んでしまったりと悪循環になってしまうことが多かったので、我慢していることが先に繋がり、分かり合うことができるのだと思った。
それが人に対しての伝え方なのではと……。
この先、我慢して我慢して分かり合えた人たちばかりに囲まれていたとしたら、その我慢は果たして我慢という言葉なのだろうか?
今日からしばらくこの書き記したことを頭に入れ精進していきたいと思う。
また何か気付いたら書き記そうと思う。
上にいく為に。