俳句・短歌 四季 2022.04.21 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第102回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 雨粒あまつぶの滴したたり受ける春の宵 ポツリ濡れてもまた気持ち良い 晴れやかな日曜の朝深呼吸 陽光ようこう浴びて草木くさき息づく 鴇色ときいろに此の上も無く麗うるわしく 空が照り舞う春の夕暮れ
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【番外編 第2回】 武 きき 妻に2週間も触っていない。太ももを触りたいし、キスをしたい。少しはいいかな、と寝ている彼女のスカートを上げて… 【前回の記事を読む】妻にほったらかしにされて、まるでひとりぼっちになったみたいだ…。僕は今、3番…いや、4番目……?丈哉さんのベストを作るのに約一か月かかった。二人分だったら二か月かかる。来月に間に合わせたい!どうすればいいのか分からなくて必死で編んでいる……。丈哉さんに迷惑かけながら……。あまり話しかけない丈哉さん。悪いなと思いながらも編み続けた。朝食、パンとコーヒーだけで「ごちそう様」えっ!…
小説 『東京フェイクLove♡[2025年話題作ピックアップ]』 【第9回】 川田 レイ 「もう無理…やめて…」添い寝とハグで充分だったのに…イケメンセラピストは突然身体に覆い被さり、そのまま… 【前回の記事を読む】「フロントで変に思われそう」…女1人でホテルに入って、出張サービスを待つ。「お連れ様がお見えです」とドアの前に現れたのは…流星は大きなリュックにシーツの上に敷く薄いシートアロマオイル、オイルを温める保温器などを持って来ていた。(だから荷物が多いんだわ……)流星は白いシャツに黒いズボンのセラピストスタイルでベッドに入って来て、うつ伏せの真由子にホットアロマオイルマッサージを開始…