極楽駅前

青鬼「何かの縁で折角お前と会ったのだから、お前にもう二つ忠告しておこう。

日本という国は、島国だから美しい国でもある。しかし天災も多い。津波や地震は昔から幾度となくあった。よく『天災は忘れた頃にやってくる』とお前達自身が言っている通り、もう十年も前だったと思う。大地震と共に大津波が大変な被害を出した。そしてその時、原発事故が起きて、未だに修理中だし風評被害も出ている。住民がどんなに苦しんでいるか、お前達はいま一つわかっていない気がするぞ!」

私「青さんのおっしゃる通りです! 私達は直接被害にあわないと、そのご苦労や亡くなられた人達の苦しみがどんなにか、残念ですが年々忘れる気がします」

青鬼「ん、お前もいい機会だから風化しないうちに一度は見学する価値があるぞ!」

私「わかりました」

青鬼「それからもう一つ大事な話があるんだ。それは世界中の人間の話だ。毎日毎日使っているプラスチック容器の使い捨ての問題だ。日常のゴミとして処分しているが、果たしてどの程度再生され活用しているんだ。

俺は海上の投棄がますます多くなって、海の汚染がひどくなることが心配なんだ。今に海がプラスチックのゴミ捨て場になるぞ!」

私「いろいろご親切なご忠告を本当にありがとうございます。でも、青ちゃんの話は余りにも大きいから……」

青鬼「馬鹿もん! そんな弱音をはく暇はない」

私「その通りだと思います。だけど、私なんかに言われても歳だし……」

青鬼「だから何でも発言し運動するんだ。お前はどうせ暇人だから、そのぐらいの役に立つ人間になって死んでゆけば、きっとお前も極楽浄土へ行けるぞ‼

ところで話が大分それたが、例の匂いが、わかったか?」