俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.11.25 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第7回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 口喧嘩 意地の張り合い ふくれっ面 そのうち後悔 似たもの同士 口喧嘩するまも惜しい砂時計 さらさら落ちて命移ろう 人それぞれ手持ちの砂粒違うけど ひと粒ひと粒落ちるは同じ
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【新連載】 武 きき 42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート! 杉山香子(こうこ)、四十二歳。あてもなく、見知らぬ町を歩いている。「はぁ~、歩き疲れちゃった。足が痛いなぁ~」素敵なカフェを見つけて入って休む事にした。歩いている人は、年配の女性が多い。静かな住宅地だ。「う~ん。ホットティーが美味しい」私は、自分の生きたい道を進む為にこの町へ来た。でもどうしていいか分からないので、あてもなく歩き回り、とりあえずカフェで休んでいる。靴擦れが痛い。今更、両親に心配を…
小説 『ライオンと鐘鳴らす魔道師[注目連載ピックアップ]』 【第6回】 NuMYasu ついに彼氏の家に初訪問! 「まあ、TVでも見てゆっくりして。チャンネルは2局しか映らないけど」(マジか…) 【前回記事を読む】「おしゃれな服を着てきてね」...連れていかれたのは横浜の高級鉄板焼き!?そこで待っていたのは…約束していた『お泊まりの日』がやってきた。俺は畑仕事を早々に済ませ、車で駅に向かった。やがて電車が着き二人が降りてきた。「こんにちは」と彼女。「こんにちは」とオウム返しで答える俺。「お迎えありがとね」「こちらこそ。こんな田舎に来てくれて」「翔ちゃんも。『こんにちは』って言って」頭を下…