俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.10.08 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第1回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ひとつだけ心にとめてみんな人 老いても病んでも最後まで人 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 何か変…手足の痛みが長引いて やがて全身つつむ不具合
小説 『お世話になります』 【第15回】 英公 新妻は私なのに…新婚で両親と同居を始めると、母が綺麗になった。夫と母は「英介さん」「真奈美さん」と呼び合うようになった。 【前回記事を読む】母親より年上の彼氏を連れて実家へ。現実逃避する母に、娘は衝撃的な一言を…周りがシーンと静まり返る中、娘はうどんをすすった真奈美は静かに椅子を座り直し、再びうどんをすするのであった。英介もお箸に取っていたおあげをすべり落としてしまうほど固まっていた。少しして空気を変えるように郁三が話し出した。「そういえば英介、いつからうちで生活する予定だ」ハッとして英介は郁三に言った。「あっ、……
小説 『ホームランとフォーマルハウト』 【第12回】 福原 道人 薄汚れた半袖の兄、妹は男物のお下がり……秋なのに薄着の兄妹が気になって仕方なかった 【前回の記事を読む】進学校の生徒が「仲がいいのに、なぜアメリカは原爆を?」と質問…教師の父が絶句した、太平洋戦争を知らない世代の“誤解”当然の反応だと思う。あの水口さんもそんなふうに考えて、普段の生活をしていたはずだ。人生一寸先は闇。実際に災難が降りかかるまで、その言葉の意味を知る人はきっといない。聞くだけ野暮だった。「ちょっと待て」席を立ったわたしを、慌てた様子で父が呼び止めた。「超健康的って…