俳句・短歌 介護 母娘 短歌 2021.10.22 「最後まで人」より3首 最後まで人 介護ひとり百十一首 【第3回】 詠み人しらず 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ※本記事は、詠み人しらず氏の書籍『最後まで人 介護ひとり百十一首』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 副作用? 望まぬ症状出現し ひとつ叩けばひとつ飛び出る 憂さ晴らし病院帰りに初めての モグラたたきでストレス解消 血糖値 右往左往の乱高下 ひとり静かに腹 括くくる母
小説 『ホームランとフォーマルハウト』 【第5回】 福原 道人 「弁償します…。お金は…お年玉が貯金箱にまだ少し残ってるから」と言う少年。少女の目には涙が浮かんでいて… 【前回の記事を読む】再びボールが塀の向こうに消えて、おじいさんが飛び出してきた。彼は呆れ顔で私について来るように言い、あるものを見せてきて…「まさか、この中に?」「ああ。昨夜の夜露で濡れたんでね、ふたを開けて乾かしている最中だった」彼はそう言うと、手品のようにゴムボールを手のひらに出して見せた。「直接ホールインワンですか?」「妙なことを聞く。直接かどうかは関係なかろう」「ごめんなさい。確かにそう…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第199回】 須賀 渚 彼との幸せを願ってはいけない…想いを振り払った。なのに、振り返ると彼が立っていた、娘を連れて… 【前回記事を読む】振り向いた彼の胸に手を当てて背伸びし、唇を重ねた――2人きりの店内。妻子のある彼に…次の休日は晴れ上がったので、よし子は隣のターミナル駅まで買い物に行くことにした。かなり人出のある駅前で、信号の変わるのを待っていた。何気なく停車している車を眺めたら、フロントグラス越しの助手席に、女の子が座っていた。あの子だ。男の子に追いかけられて、けがをした子。外に立つよし子と目が合った。けん…