俳句・短歌 句集 2021.09.08 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第27回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 仁王立ちして白菜を剥いてゐる 葬列のゆるびてもどる冬田かな ぽつつりと焚殻生るる雪解かな
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第5回】 月川 みのり 目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ… 【前回記事を読む】あの夜から3日、触れられた温もりがまだ消えない…意識して目も合わせられないけど、実は彼の“サイン”に気づいていた常連客の一件をきっかけに、よし子は1冊のノートを作った。100円ショップで買った大学ノート。表紙に「お客様帳」と書いた。ページごとにお客様の名前、好み、苦手なもの、前回の会話の内容、お子さんやお孫さんの話。気づいたことは何でも記録した。節子が覗き込んで「何それ」と言っ…
小説 『夫 失格[イチオシ連載ピックアップ]』 【第6回】 時亘 一肇 「つぎ離婚って言ったら本当に離婚する」とモラハラ浮気夫と約束して数か月。再び「離婚だ!」と夫が言ったので… 【前回記事を読む】テレビを消して黙々と食事する夫。食事が済んだら「俺は犬か! 俺はゴミか!」と、また急に訳の分からないことを怒鳴り始めた午後三時前頃に大きな地震が発生した。夜になっても電車が全面的にストップしているという。案の定、孝雄からメールが送られてきた。〈今日は、震災の対応で泊まりになってしまいました。いつも迷惑をかけてすみません〉(迷惑をかけて……って、帰られへんだけやのに……)そして次…